ゲストハウス 55 

55(GoGo)のブログ 55の日常と世界の話題

精神障害でありながら大学の教授であるというエリン。

 

統合失調症でありながらカリフォルニア大学の教授であるエリンの人生に驚かされる。

 

SR_Elyn Saks_mental health_1

Q. 日常生活ではどんな症状が出るのですか?

サックス : 妄想に取り憑かれます。人殺しをしたと考えたり、幻覚を見たり。私もベッドの足元にひとりの女性が立っている幻覚を見たことがあります。また、関連性の低いことばを羅列して話す「言葉のサラダ」という症状もあります。私もイェール大学時代に繰り返し支離滅裂な発言をし、強制入院させられました。 ひどい時には、起きている時でも混乱や恐怖に襲われます。普通、悪夢にうなされても目が覚めれば消えますが、この病気では目覚めてもそれが続くのです。(記事より引用)

 

 

彼女の病状を聞くと現在彼女が大学で教授をしていることに驚かされます。

 

www.ted.com

 

ビデオ内で語られている彼女の病気の状態は日本であれば隔離された病室で生涯を終えても不思議ではないほど重症です。

 

彼女が一般社会で暮らせているのはまさに奇跡なのではないか?

 

そう思わずにはいられません。

 

彼女の現在を支えているのは以下の3つだそうです。

 

①素晴らしい治療

②理解のある家族

③カリフォルニア大学という非常に協力的な職場

 

精神を病むという事のつらさは鬱状態などを経験して程度は理解できますが統合失調というレベルは「理解することができるか?」と問われれば正直にいえば難しいと思います。

 

このビデオで人生で初めて統合失調症の人の言葉を十数分間じっくり真剣に聞きました。

 

ビデオの最後にエリンが語った言葉は胸に刺さります、

 

精神疾患患者と健常者に共通する人類愛こそ重要だということです。精神疾患を患う私たちが求める事はみんなが求める事と同じです。それはフロイトの言う働くことと愛することです。」(TEDより引用)

 

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