路上討論で生きる??
ホームレスの人たちが駅前などで販売しているビックイシューと言う雑誌が先日大きな話題になりました。
ホームレスの自立を助けるという目的で発行されている雑誌ですが知らない人にとってはなかなかホームレスの人から買うのに若干抵抗があったのも事実のようです。
今回爆発的に売れた大きな理由の1つは大ヒット中のクイーンの映画を見た人たちが表紙のフレディにひかれたためです。
販売部数が過去最高を記録したと言うからフレディ効果ハンパないですね。
SNSにも多くの写真等が上がり今まで全く興味のなかった人たちがビックイシューを買ったようで非常に素晴らしいことだと思います。
中にはビックイシューは貧困ビジネスだと言う筋違いな批判も多く目にしました。
そうした批判にはTwitter上でビックイシュー側が1つずつ丁寧に答えていたのも印象に残りました。
最近見かけたビデオでちょっと衝撃を受けたものがありますのでご紹介します。
これは路上での新しい仕事 ストリートディべーター です。
Street Debater/JP from Tomo Kihara on Vimeo.
Streeet Debater という画期的な仕事を創出したのは 木原 共さんという日本人です。
このビデオで最も印象に残ったのは 助ける側と助けられる側というのではなくディベートを通じて平等な会話が出来るという点です。
ロンドンではこのストリートディベートで1時間平均で13ポンド稼いでいるっていうから日本のアルバイトよりも稼げるようです!!
何よりも素晴らしいのはディベートは物乞いではないという点でしょう。
問題を提起して道行く人に訴えてその問題について議論をする。
お互いに討論することで相手の物事への理解も深まるという訳です。
そして最も画期的なのは賛成反対を表明するのにお金を使ってその重さで判断すると言う点です。
YESかNOか自分の意見に従って天秤ばかりの皿の上に効果を置き自分の意見をディベートの結果に反映させる方式です。
物乞いをするのは非常に自尊心を傷つけますけれど議論の結果を相手に直接要求することなく自然に硬貨を投げ込んでもらえると言う仕組みこれは画期的だと思います。
アイデアを駆使して努力を惜しまなければ路上生活から脱出する事も可能な事です。
この天秤ばかり方式は非常に素晴らしいと思います。
大阪でもしもストリートディベートをやるとすると設問はこんな感じでしょうか?
①大阪都構想に賛成ですか反対ですか?
②お好み焼きよりたこ焼きが好き?YES or NO
③ 阪神は今年優勝する?YES or NO
けっこう稼げるような気がしてきました、、、笑い
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