ゲストハウス 55 

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「民泊なくして賑わいなし!」星野リゾートの御大吠える!

ゲストハウスや民泊が増えて来ると治安が悪化するとか、外国人怖いとかそんな時代錯誤な地域があるみたいですけどそれは大きな間違いです。

 

合法的に許認可をクリアしたゲストハウスが近隣住民の反対で営業出来ないという事態が京都で起きていると書きましたがこんなことが許されていたら大きな投資を出来るでしょうか?

 

今夜の55の宿のゲストはエアビー社からのお客様4人なんですけど5連泊されます。

 55の宿は民泊のお客さんとゲストハウス系のお客さんとが入り混じるわけですけどエアビー社のお客さんは比較的長期で泊まられる事が多いのが特徴です。

特に家族連れの場合は自分の家のようにのんびりと三日とか四日とか過ごすことが多いです。

当然のように買い物も食事も地元の店でおこないますので街が大いに賑わいます。

素泊まりが増えて夕食の需要が増えると当然飲食店が新しくできます。

街並みが少しずつ新しい飲食店で賑わう姿は見ていてとても楽しいです。

旺盛な購買欲に対応しようと地元のコンビニエンスストアは店舗を新築拡大しました。

 

 

地方都市でシャッターだらけになった商店街とか寂れた居酒屋とかたくさんありますよね。

民泊やゲストハウスが増えて外国人観光客が街に現れるようになるともちろんそこに大きな消費が生まれます。

 

地元に賑わいが生まれます。

 仕事が生まれます。

若者が都会から帰ってくる事が出来るようになります。

町の魅力が増せばますます外国人観光客がやってきます。

 数件のゲストハウスが周りにできれば居酒屋や食堂は毎晩毎晩満員になります。

回らない寿司屋さんも大賑わいなんですよね。

ゲストハウスや民泊を使うようなお客は貧乏だと下に見る傾向が日本人にはありますけどそれは大きな勘違いです。

平均的な日本人より金持ちなんですよ。

特に家族4人とか5人で海外を旅行する人たちは素晴らしい仕事をしている人が多いし実際にゆとりがある人たちが多いんです。

もちろんカツカツの若いバックパッカーも居ますけど。

お金の使い道を心得ていて宿泊は安く、食事や観光はけっこう高くても良いという選択を選んで旅行している人も多いです。

もちろん地元のレストランはランチタイムはどこもかしこも大賑わいです。

 

 

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冷蔵庫の写真は先ほどのエアビー4人組の家族が地元のお店から購入してきた食品やビールです。

日本人よりよっぽど買うと思いませんか? 笑い

 

この家族は5泊するわけですからもちろんこれから居酒屋にも行きますしステーキ屋にも行くでしょうラーメン屋も行くかもしれません。

みんぱくは宿泊価格的には安いですけれども長期で泊まるお客様が多いので地域経済に貢献することが多いです。

 

日帰りの年寄り登山客は小銭しか落としませんけど長期で滞在するお客様は町にとって宝物だと思うわけです。

 

星野リゾートの社長さんも吠えていますよ!!

 

www.itmedia.co.jp

 

「民泊なくして地域経済の活性化なし!」

 

もちろん星野社長は自分の宿は民泊に押されて価格崩壊することもないという自信に裏打ちされた発言なんですけども訪れる人々に様々な選択肢があると言う事は海外からの観光客にとって素晴らしいことではないでしょうか?

 

 55は冬になるとスノーボードであちこち回るんですけど野沢温泉はまさにこれです。

高級ホテルや高級旅館に民宿ペンション、ゲストハウスなどに加えて多くの民泊がありそこに泊まっている人たちがスキーを楽しいんだ後に夕方から温泉街に繰り出してどこの飲食店も平日でも予約で3回転する有様です。

予約しないと夕食難民確実なほどなんです、、、

その賑わいが楽しくて 55も毎年冬には必ず野沢温泉に行きたいなと思うわけです。

 

毎年お店が増え続けているんですから若者が都会から地元に戻って来るという事も起きている訳です。

 

今回の民泊新法で新しい規制が入りましたので次のスキーシーズンは多くの民泊が減ってしまうかもしれませんがそれは一時的なことだと思っています。

野沢温泉スキー場の場合には家族で2週間以上滞在する例もあるのでこれほど長期滞在の場合通常のホテルを使ってしまうと資金的に1週間しか滞在できないと言うようになってしまいます。

 

新法施行後の野沢温泉の様子は55が今年の冬に実際に行ってみてこの目で確認してレポートしたいと思っています。

 

「民泊なくして賑わいなし!」