中國スキー場開発のスケールが段違いで怖い!
写真は1/23 八海山山頂からの眺め
現在日本のスキー場には台湾やタイなどから多くのスキー客が殺到している。
日本の雪質は世界的に見ても素晴らしいのだが受け入れるスキー場施設の質は高いとは言えない。
全てにおいて古い、、、笑い
中国に誕生した巨大なスノーリゾートはスケール感覚が日本の開発とは異次元のレベルで将来多くのスキー客を集める可能性を感じる。
とにかく金がかかっている!!
でかい山を丸ごと開発してホテルに別荘と大きな町を一気に作り上げている。
日本ではロッテアライリゾートが高級路線をけん引しているが現状はホテルに宿泊して滑っているお客は少数で上質なパウダーを狙ってのビジターがほとんどというのが現状です。
高級ホテルの稼働率が低ければ今後スキー場として存続できない可能性もある。
5年後には再び倒産という事も十分に考えられます。
リフト券6000円にICチップのリフト券のデポジット1000円という価格は毎週遊びに行くという訳には行かないお値段です。
ならば年間シーズン券は?というと普通の年間パスで10万円で様々な特典が付くファーストクラスの年間パスはなんと15万円!!
とても買えないです、、、笑い
話を元に戻すと中国の巨大なスキー場開発は今後も続くと予想され雪質しだいではアジアや欧米からのスキー客などの人気を集める可能性がある。
経済レベルの発達とスキーやスノーボードなどのウインタースポーツの興隆は相関関係があるので多くの中国人や雪の降らないアジアの国は今後スキーなどを始めると予想され市場はさらに拡大するだろう。
日本のスキー場はリフトや施設の老朽化などが進んでいるうえに今後も大きな投資も出来ないので中国の巨大な開発によって多少の客を奪われる事は考えられる。
しかし、世界的に見ても日本のパウダースノーは圧倒的に有利だろともいえる。
その優位性がいつまで持続できるかはスキーなどで遊んだ後のナイトライフの充実など様々な改善点がある。
特に欧米人は1週間単位で長期滞在するのでナイトライフの充実は欠かせない。
スキー場スタッフが英語で対応出来るというのは必要最小限でしょう。
実際に野沢温泉スキー場ではリフト券販売もアナウンスもネイティブが担当しています。
スキー場の食堂でチケットを買うのに自販機のボタンが カツカレー とか
生姜焼き定食 とか日本語だけの表記しかないスキー場がほとんどだという事は現場レポートとしてここに残しておきます。
ちょっと英語で書き加えるだけで1時間もあれば出来る改善を放置してるのが現状で非常に残念です。
成功例はニセコですがそれに伴ってすべての価格が高騰傾向です。
行きすぎた投資で欧米化してしまって日本的な雰囲気が味わえないという事で一部の外国人たちは野沢温泉や白馬や苗場などに大移動しています。
55は野沢温泉の山や雪や飲食店が好きで年に1度は泊りでスノーボードを楽しんでいますが5年ほどで飲食店は倍増してますます楽しくなっています。
日本の雪の優位性を維持しつつ日本的な良さも残した開発が理想という事ですね。