雪板でもっと自由になれる?? (追記しました。)
写真は55の雪板です。
スノーボードはスキーへのカウンターカルチャーとしてずっと存在してきた。
初期の頃は自分で作った板に乗って遊んでいたところから始まって現在のような姿にまで道具としては進化を続けて来ました。
初期の頃はスキー場では邪魔者扱いでスノーボードは滑らせてくれないスキー場がほとんどでしたが今はスキー場はスノーボーダーが居なければ全滅するほどの人気があります。
スノーボードはオリンピックの種目にもなり商業的にも大成功をおさめています。
ただの板きれだったものにスキーと同じエッジが付き、ビンディングでがっちりと専用のブーツを固定する現在のスタイルになったという訳です。
スノーボードとバインディングとブーツで一式20万円というような高価な道具も出ています。
が、、、、
一部の人たちはただの板の方が良いじゃないのか?
原点に戻ろうよ!という流れで日本では雪板と呼ばれる遊びが始まっています。
欧米ではパウダーサーフもしくはスノーサーフィンと呼ばれています。
55は雪板のビデオをたくさん見ていますがこのビデオくらい滑れると雪板の世界ではオリンピック級の滑りです。
将来オリンピックの種目になればこの程度で金メダルを狙えるでしょう! 笑い
板と足はバインディングで固定されているわけではないのでライディングの原理は限りなくサーフィンに近いものとなります。
もちろんこけると板は飛んで行ってしまうのでリーシュコードで体に結ばれて板が無くなってしまうのを防いでいます。
専用のブーツもいらないですからお子さんにやらせるにも格安です!!
長靴でOKです!!
↑ こちらのビデオは雪板の製作風景が入ってます!!
スノーボードはエッジが付いていますので脚の力で簡単に曲がりますが雪板はエッジが無いのでサーフィンのように体全体で大きく振る事で曲がる事が出来ます。
圧雪したバーンでは本当にコントロールが難しいのでパウダーラン専用と言ってもいいでしょう。(55の技術では圧雪バーンは無理です)
自分で雪板を作るセミナーなども全国で開催されているのでみなさんも自作して雪が降ったら近所の山で雪板遊びはいかがですか??
55も初めて雪板に乗った時にはあまりにコケてコケてコケまくって腹がよじれるほど笑いました。
スケートボードと違ってコケても雪だからケガはないので安心です、、、
日本にもこのライダー達が来ていました!↓
追記 先日55の裏山にも新雪が積もりましたので雪板を持って滑って来ました。
かなりの急斜面まで登って滑り始めましたが乗り出しがスノーボードと違って先端をまっすぐに落とさないと乗れないのでいきなりスピードが出て恐怖から体が後傾して板が前に飛んで行ってしまうという事の繰り返しでうまく乗れませんでした。
新雪が25センチほど積もっていたのですがその下には恐怖のアイスバーンという固い雪の層が有って転倒すると体が滑り台を落ちるがごとく10m近く滑落するという事を何回か経験して「急斜面は上達するまでは無理!」という結論に達しました。
その後なんとか傾斜の緩い裾野の方で少しは乗れるようになりましたがビデオのように自由に雪板を操れるまでには相当の練習が必要です。
、、、っというよりいくら練習しても世界レベルのライダーの様には滑れる事は無いような軽い絶望に包まれました。
最近ボードで大転倒するという事はあまりなくなった55ですが雪板では乗れば最後には大転倒というありさまで確実に止まれて危険回避のターンが出来るまでは急斜面での練習は封印することにしました。
今回の練習でよかった事はSORELのスノーブーツで山を登ったのですがスノーボードブーツよりも軽くて登攀は非常に楽でした。
雪板自体もスノーボードと比較すると軽いのでとにかく山を登るのが楽です。
これなら新雪の日に気軽にハイクアップして雪板を楽しめます。
難しいから滑れるようになったら楽しいだろうなぁ~というのは確かでしょう。
動画をあげられるように頑張ります!! 笑い