マダガスカル で麻疹(はしか measles)が感染爆発!
マダガスカルで麻疹(はしか)で死者が多数出ているというニュースがちょっと驚きです。
麻疹は感染力が強くマスクなどでも感染を防ぐことが難しいというやっかいな相手で唯一の方法が予防接種というのが現状です。
マダガスカルでは2018年の秋からで感染者は5万人で死者が300人出ていてほとんどが子供達という深刻な事態です。
日本では2018年に台湾からの旅行者がハシカの感染源となって118名の患者が出ているがその後の感染爆発は起こってはいない。
先進国では麻疹での死亡率は0.1%程度と低く適切な栄養状態であれば死亡する例は少ないがマダガスカルのような途上国の場合は栄養状態や医療施設の不足などで多くの死亡例が出ていると推測される。
記事を書いていてマダガスカルがバニラの産地だという事を知りました。
バニラと言えばアイスクリームなどのフレーバーですが非常に高価な香料として知られています。
世界のバニラの80%がマダガスカル産というほどですが近年の高騰で銀価格よりも高額で取引されています。
日本でも温暖化で栽培出来るんじゃないでしょうか?(答えはここ)
植えてから3~4年は実を結ばず、開花は年に一度でそれも24時間しか受粉の時間がないというので非常に手間のかかるバニラという事も初めて知りました。
マダガスカルがバニラで好景気に沸き、他方では麻疹の大流行で子供たちがバタバタと死んで行くという表と裏の対比にやるせなさを覚えた55です、、、