ゲストハウス 55  泣き笑い

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スキースノーボード死亡事故多発のアライリゾート。(現場検証詳細を追記しました)

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今回の死亡事故も残念ながらアライリゾートのコース外で起きています。

 

スキー場の管理区域内か管理区域外なのかはちょっと不明(後日スキー場管理区域外と判明)ですがスキー場のゴンドラを使って山頂の駅からさらにコース外へと登ったと思われます。

 

55も昨年伝説のアライリゾートが復活という事で行って来ましたが山頂からバックカントリーフィールドにはバックカントリーギアなどなくても入れる事に驚きました。

 

装備無しで裏山に入る事は自殺行為なんです!!(後日フル装備だったことが判明)

 

通常スノーボーダーであればスノーシューをはいてリュックにはスコップやプローブを携帯しています。

 

55は非常食にレスキューシートの寝袋タイプと予備のバッテリーチャージャー2個!まで背負って登ってます。

 

もちろん雪崩に巻き込まれた際に位置を特定するビーコンの携帯も必須です。

 

まあビーコン持ってても15分以内に掘り出さないと助からないので春まで死体を雪の中に残すのを防ぐぐらいの効果しかないと思っていますが、、、

 

アライリゾートではコース外にスノーボードブーツで(通称ズボ足)で登るスノーボーダーの長い列を見て「大丈夫なのか??」っとその時に正直思いました。

 

ほとんどがゲレンデを滑る軽装で冬山登山をする訳です。

 

今回の事故は遺体が早い時間で発見されている事からビーコンなどの装備は持っていたのかもしれませんがアライは雪崩の巣窟とも言われているのでちょっと油断すれば雪崩の餌食となってしまいます。

 

20分間で助け出したのに窒息死です。

 

 

3人が雪崩に巻き込まれたと記事に有りますが同じ斜面に3人が同時にライディングをしていたと思われますのでこれもバックカントリーの常識からは危険な行為と言わざる負えません。

 

ほとんどの雪崩はスキーヤースノーボーダーが雪面を滑走するときに切る事で発生するので同じバーンに3人が同時に滑走していたというのはあまりに危険すぎます。

 

そうしたバックカントリーの掟を知らないでアライリゾート周辺の雪深いバックカントリーフィールドに出ればいつ雪崩に巻き込まれても不思議ではありません。

 

ヨーロッパのスキーヤーは装備も経験も積んだ人を良く見かけますので今回の3人も経験豊かなスキーヤーである可能性も否定できませんが3人ともが同じ雪崩に巻き込まれたという一点だけはどうにも理解が出来ません。

 

一人が滑って安全な地点まで行ってから合図して次の人が滑るというのが常識なのですから3人が同じ雪崩に巻き込まれるという事は起きえないんですよね、、、

 

アライリゾートはゴンドラでワイルドな山頂付近まで一気に運んで上質なパウダースノーを堪能することが出来るのが最大の魅力です。

 

パウダースノーは巧く乗れれば雲の上を飛んでいるかのような浮揚感を楽しめますが雪の深さによっては転倒して頭から雪に刺さって窒息して死亡することが良く起こります。

 

 そんなときの為に特殊な装置もあります。↓

guesthouse55.hatenablog.com

 

 

ツリーホールといって木の根元近くに空いた穴に落ちて足をばたばたさせるものの脱出できないで凍死する例もよく起こります。

 

55の山の仲間はこうした死に方を八墓村と読んで居ます、、、

 

アライリゾートはスキー場管理区域内でもこうした事故が起きても不思議ではないほどの降雪量があります。

 

ある程度の経験を積んだスキーヤーやボーダーであれば頭から雪に刺さるという事は起こりにくいですが初心者の場合は非常にリスクがあります。

 

55は一度しか滑っていませんが「アライリゾートはコース内でも遭難しかねない」とその時に感じました。

 

それほどの深いパウダースノーを乗りこなすにはそれなりの経験をスキー場内のコース脇とかで乗りこなす練習を十分に積む事が必須です。

 

バックカントリーフィールドに出るのであれば現地の山に詳しいガイドを雇うなどして雪崩のリスクを減らす事が求められます。

 

日本ではまだまだ始まったばかりのバックカントリーが健全に広がることを願ってやみません。

 

でもどんなに用心しても雪崩にあう可能性はゼロでは無いという事も事実として常に用心に用心を重ねる事しか方法はありません、、、

 

雪崩についての詳しい対策はこちら!↓

 

www.nadare.jp

 

これを読んで居るだけでも全く無警戒とは差が出ます!!

 

雪崩用のエアバックは最も効果が高いですけれど値段が非常に高い。

 

www.yamakei-online.com

 

このエアバックシステムでさえ滑るときにエアバックを膨らませるハンドルに手をかけていないといざという時には間に合わないとも言われいます。

 

youtu.be

 

まあ命より高いものはないですからエアバックは今後義務化しても良いんじゃないでしょうか?

 

追記  詳しい現場情報が入って来ました。なんと亡くなった方はエアバックもアバランチギアも装備していたそうです。悲しい事に仲間が起こした雪崩に巻き込まれてエアバックを開く事も出来ずに雪に埋まってしまつたと言うことです。考えられる装備をしていても避けられない事故は起こるんですね。ご冥福をお祈り致します。

 

www.nadare.jp