ゲストハウス 55  泣き笑い

ゲストハウスを経営してる55(GoGo)のブログ 宿屋の日常と世界の話題

時事問題「民泊で今起きている事」その5

旅館業許可を取得しても営業出来ないって???ファ???

 

55が現在最も懸念するのがこの問題です。

法律上の問題はすべて合法的にクリアしたゲストハウスや民泊が周辺住民の反対で営業出来ない可能性が出ている点は非常に大きなリスクと言えます、、、

昨日の投稿で物件保有者(大家さん)へも30%近い金額を売り上げから配当するというとんでも無いアイデアをエアビー社がフランスで実験し始めたという事を書きました。

 

時事問題「民泊で今起きている事」その4 - ゲストハウス 民泊 泣き笑い

 

例えそうして大家さんの同意も得て関係機関への届け出を済ませて、ましてや旅館営業の許認可を得ていても営業出来ない可能性があるとなるとこれは怖くて手が出せないという事にもなりかねません。

実際に数千万円出して新築して家具から何から何まで揃えた後にこの記事の様な事態に陥れば無事死亡です。笑い

 

賃貸でなくて自分の物件であっても同様の反対運動が起きる可能性もあるわけで周辺住民との良好な関係を築かなくてはならないという不安定要因を抱えて大きな資金を投入するのはちょっと怖いという事業者が出ても不思議ではありません。

こうなると営業許可がすでに下りて実際にホテルや民宿、ゲストハウスなどが今現在も営業している商業地域なら安心という事になりますが、ポツンと離れた住宅地域で民泊を営業するのはリスクが高いと考えて避けることにも繋がります。

駅の周辺や観光名所の近くとなれば条件の良い物件は限られますので出店できる人は限られてしまう事にもなりかねません。

大手住宅メーカーが続々と民泊事業に参入していますが彼らの力技に頼ったほうがこうしたリスクを回避できるのかもという考えが浮かばないでもありません。

反対派を根こそぎ逆訴訟すると脅すとか、、、汗

 

ここで現場の声と実情を55の例で書いてみます。

55は営業稼働している宿を売り主から購入しましたので住宅地域にも関わらず周辺住民の反対は有りませんでした。

極端に言うと周辺住民は宿のオーナーが変わった事さえしばらくは気が付かなかったので今回の記事のような民泊反対運動を経験することは有りませんでした。

しかし、、、

実際に宿を動かしてみると様々な事が起きました。

①真夜中にどでかいタイヤ付のバックをゴロゴロと轟音を立てながら10人ほどで静まり返った住宅街を歩いてチェックインしようとするお客さん。

②早朝5時頃にチェックアウトして同じようにタイヤ付のキャリーバックの轟音を鳴り響かせ宿を後にするお客さん。

③深夜1時とかに大声で話しながら外食から帰宅するお客さん。

④車で来て隣家の駐車場へ車を停めるお客さん。

⑤タバコを吸いに真夜中に近所を徘徊するお客さん。

もちろん送迎対応などで出来る限りの努力はしてますが完璧には防げないのが実情です。

書き上げたらきりが無い程です。

55の宿は近隣住民が住み始めるよりも前に営業を開始した古い民宿なので外国人ブームが起きる前までは車やタクシーでチェックインされる日本人客が多かった事もあり近隣住民との関係も良好でクレームなど受けたことも無いのですが、さてこれが民泊やゲストハウスが一軒もない住宅街であったら反対運動が起きてもなんの不思議もありません。

 

ここで問題提起ですが自分自身の不動産物件で手続きなども合法的にクリアして民泊やゲストハウスを営業をしようとして周辺住民に反対されて営業を出来ないという可能性があるという事はこれから数的に余ってくる不動産の有効活用という観点からも非常に問題だと思います。

昨日の投稿でも書きましたが余っている不動産を有効活用して月の不動産賃貸料に加えて27%もの民泊事業者からの不労所得を得る可能性がありながらそれが出来ないというのはどうなんでしょう?

たぶん法廷闘争すれば事業者側が勝つんじゃないかと思いますが近隣住民と法廷闘争をしてまで民泊を始めるのもどうかと思いますし、あまり気分の良いものではありませんよね。

 

55がやるとすればですが高齢化したオーナーが経営している物件を買うか賃貸して居抜きでしかも旅館業法の免許を活かしたまま引き継ぐ形でなし崩し的に営業した後に新規の営業許可を申請すると思います。

これについては後日書きますが古い免許を切らない事が非常に重要です!!

投資をするとすれば引き継いで営業して問題が無いことを確認してから改修工事するなり建て直すなりすると思います。

新築して営業開始しようとしたら近隣から激しい反対運動が起きるリスクは震え上がるほど怖いですからね。

日本人の変化への恐怖って理解を越えてますが宿屋からすると反対する理由も痛いほど判るので又裂き状態の55です。