ゲストハウス 55  泣き笑い

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宿を突然始めた日々。その7 自己資金ゼロ無担保融資で旅館を買う方法! 

>これまでのあらすじ。

突然降ってわいたように宿を始める事に成った55。

銀行との交渉も終わっていたのですが売り主側の事情でお金は一銭も払っていないのに宿を経営し始めて二か月経過しました。

 

今回は銀行との交渉についての質問にお答えします、、、

 

 バックナンバー  ーーーーーーー

①宿を突然始めた日々。その1 - ゲストハウス 民泊 泣き笑い

②宿を突然始めた日々。その2 - ゲストハウス 民泊 泣き笑い

③宿を突然始めた日々。その3 - ゲストハウス 民泊 泣き笑い

④宿を突然始めた日々。その4 - ゲストハウス 民泊 泣き笑い

⑤宿を突然始めた日々。その5 - ゲストハウス 民泊 泣き笑い

⑥宿を突然始めた日々 その6 - ゲストハウス 民泊 泣き笑い

 

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55が宿を無一文状態で買って試行錯誤で始めて来た話を書いてきましたがメッセージで「無一文でどうやって宿を買えたんですか?」というストレートで素朴な質問を頂きましたのでちょっとそれに触れてみたいと思います。

 

前のオーナーが宿を売ると決めて不動産屋さんと相談したまさにその日に「かっ、、買います!」と言った55ですが資金も根拠もなかった事は前に書きました。

 

その時の55は資金が無かったどころかキャンピングカーで寝泊りするところまで追い込まれていました。

 

まあホームレスですよね、、、笑い

 

今から思えば人生でもっとも惨めでボロボロな55でした。

 

不動産屋さんも長く商売をしていて売り主から売却の話が来て即日買主が現れたのは新記録だと言っていました。

 

もちろん売り主さんも宿が売れずに長引かないで即日買いたいという人間が現れてそれは喜ばれたようです。

 

すぐに売り主の所にあいさつに伺って頭を下げて借りだしたのが過去5年分の予約台帳です。

 

普通は見せてはくれるかもしれないですけど貸してはくれないんですよね。

 

実際にその日も宿にはお客様が居ましたし翌日からの予約も書かれていた訳ですから。

 

しかし、売り主さんも売却を不動産屋さんに持ち掛けて即「買います!」と反応した55には期待をされていたんだと思います。

 

だから大切な宿帳を貸してくださったのだと思います。

 

この事が非常に重要で自己資金ゼロの55に無担保で銀行が資金を融資してくれる事に成った重要なノートです。

 

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最初に見た時には「なんなんだ?こりゃぁ~?」と思いましたがじっと見てるとその意味が判って来ました。 

 

上の写真の22日の項目に下記の表記があります。

 

2分の1 パム バーフットx2 カナダ

 

これを解読すると カナダ人のパムさんとバーフットさんが二泊で今日がその1泊目という意味で二人が2連泊されるという事です。

 

エジプト考古学者がクサビ文字を解読する気分でしたね。

 

「あ!判った!!」という瞬間を今でも覚えています。

 

判ってしまえば後は簡単で5年分の売り上げと宿泊人数を拾い上げるという単純な作業です。

 

55は無一文ですがこれから購入する宿は現在も稼働中で過去5年間一定の売り上げを上げている事実を示せるという事です。

 

相手の商売の実績と資産価値を担保に資金を融資してもらおうという作戦です。

 

銀行には「宿の名前もホームページも電話も何も変えないし、スタッフもそのまま継続して雇うのでお客様は宿が売却されたことさえ気が付かない!」と言いました。

 

5年間の宿の実績から見れば当然今回の売却に伴う融資の返済が可能な事は誰にでもわかる事で融資しない理由が見当たらない!」とも言ったところ二つ目の銀行が無担保融資を決めてくれたという訳です。

 

おまけにその後銀行は県の新規事業特別融資の枠までも押さえてくれて非常に金利で融資は実行されることになった訳です。

 

後日談ですが県からの特別融資を導入する際に担保の問題が出てきました。

 

銀行の方から「55さん。誠に申し訳ないのですが県の融資に関しては担保を取らなくてはなりませんのでご購入される宿の土地を担保に取らさせて頂きます。」と言われました。

 

もちろんこれを拒否は出来ないので55は他人の土地だし支払いを終わればいいわけで快諾しました。

 

地銀の自前のローンでは無担保で行けたのですが県の融資が絡んだ結果無担保ではなくなってしまいました。  

 

それでも融資を引き出してくれた不動産屋さんと5年分の宿帳を貸してくださった売り主さんには本当に感謝しています。

 

ここまでが宿の購入話を55が不動産屋さんから聞いてひと月ほどでしょうか?

 

物事が進むときはあれよあれよというスピードで進むものなんですね。

 

どん底の日々の人も突然目の前に新しい展開が広がる事があると55は言いたいのです。

 

宿をやってみたいけど自己資金がないからなぁ~という人も多いと思いますが参考になれば幸いです。

 

 ここからはおまけ!! ↓↓

 

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二枚目の写真は55が宿を引き継いで少し判り易く改良した台帳。

 

キャンセルが来ると消しゴムで消しては書くのでボロボロです、、、笑い 

 

前のオーナーは女性でしたが予約台帳を読み込むとその方の様々な日常生活も書かれていて所どころにマークなんかもありました。

 

これはもちろん「そういう事、、、」なんでしょうね、、、笑い

 

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