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イェローベスト運動にジャンヌダルクは登場するのか?

 

 

若いマクロン大統領がフランス国民に語り掛けた言葉は人々に届いたのか?

 

マクロン大統領はすべての暴力を否定しながらも自らの言動や行動が国民を傷つけた事への反省を率直に語った。

 

暴動化したデモ隊の圧力によって最低賃金を上げるなど要求を政府が飲むという譲歩は一部の人々の怒りを和らげる事に成功したようにも見えるが実際には大統領のスピーチ後も大規模なデモ行動は続いて今後の行方は依然として不透明だ。

 

今後デモ隊に対して政府側が強硬な手段をとることもあり得るので多数の死者が出るような事になれば大規模な暴動にさらに油を注ぐような事もあり得る。

 

デモを鎮圧している側の警察や警備当局も実際の生活はデモ隊と同様に生活は苦しいはずでデモ隊に同調することも十分に考えられる。

 

今のところ政府は軍の導入は考えていないようだが今後の暴動の展開次第では軍の投入さえもあり得るのではないだろうか?

 

軍部もデモ隊に同調するようなとんでもないクーデターへと発展することはないだろうがそれもゼロとは言えないだろう

 

大統領は国民との対話を求めているがイエローベスト運動には首謀者というものが無いので対話をする主体が存在しない。

 

イエローベスト運動にはジャンヌダルクが居ないのだ!

 

首謀者やけん引する政治団体がないというのも珍しいことで政府側も誰と交渉すればいいのかというジレンマを抱えている。

 

運動の続行か中止かそれを決めるのはデモに参加している人の気持ちにかかっている。

 

人々が黄色のベストを脱ぎ捨てる決断をするかにかかっている。

 

はたしてジャンヌダルクは登場するのだろうか?

 

イエローベスト革命と歴史に刻まれる事はあるのだろうか?

 

 

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