GW 短観 2019
10連休がついに終わりました。
たまには宿泊関係の観光関係の話もしようと思います。
55の宿もおかげさまで連日満員御礼でした。
本当に天皇陛下の退位と即位で10連休になったことに感謝しかないです。
ゴールデンウイークはホテルや旅館はハイシーズン価格で宿泊代金も高く設定されています。
このハイシーズン価格については批判もあることも承知していますが55の宿もハイシーズン価格を採用しています。
その理由の一つは通常の価格は20年と同じかそれよりも低く抑えられているので実際にはほとんど利益が出ないからです。
民泊の増加で大人数の宿泊価格は一人あたりは最安値で1000円を切るような価格が京都などでもみられるようになっています。
この価格では生きて行く事は出来ても宿を修繕などをして維持してゆくことは難しいです。
価格が下振れするのはインターネット予約の普及が大きいと思います。
インターネットで検索すれば宿泊代金を1円単位で比較することが出来るようになったのが原因の一つ。
以前は電話でやりとりして予約を受ければその方はキャンセルすることもなく宿の定価で宿泊されましたが現在の予約は出たり入ったりが非常に激しくなりました。
予約が入ったかと思えばすぐにキャンセルされてを繰り返します。
いまだに手書きで予約を管理している宿は宿帳が書いたり消したりでボロボロになってしまうでしょう。
55の宿は秋の紅葉シーズンが終わってから長い長い冬の閑散期の間に赤字をたれながします。
そしてGWの期間でそれを埋めるというのが毎年の恒例行事。
今回のGWは10日間と長かったので赤字を埋め合わせた上に多少の余剰金が出ました。
これは非常にありがたかった。
天皇陛下に感謝申し上げたいと思います。
既に頭の中は6月の予約状況に移っていますが6月はおそらく史上最悪に低調な売り上げになると覚悟しています。
長いゴールデンウイークでほとんどの人が多かれ少なかれお金を使っていますし車の税金などの請求書が次々に各家庭に重くのしかかるからです。
なんとかしのいで夏休みシーズンまで生き残りたいと思う55です、、、笑い