自白さえ無効となる??
モントリオールのカフェの一角で4人の コンピューター技師が係わるライアバード社がとんでもないものを開発しました。
そこで行われている開発は誰の声も完ぺきにコピーして自由に会話を作り出すことが出来るという空恐ろしいAI技術です。
例えばトランプ大統領の声をコンピューターに取り込んでしまえばどんな内容でも好きなフレーズを自由にキーボードで作り出せるとすればどうでしょう。
例えばこんな言葉です。
このような発言をコンピューターが自由に作りだせるとなれば様々な問題を引き起こすでしょう。
犯罪捜査の現場でも犯人の自白音声さえも証拠にならない可能性が出てくるでしょう。
操作の段階で被疑者の声を録音して機械に取り込めばどんな内容でも自由自在に作り出すことが可能だからです。
この技術を取材している記者の音声をコンピューターに取り込んで実際に記者の母親へ電話をしていますが記者の母親はその合成された音声が偽物であるとは全く認識することは出来ませんでした。
日本ではオレオレ詐欺が大きな社会問題になっていますが完全にターゲットの声を再現出来て好きなフレーズを言わせることが出来るとすればこれは大きな社会問題を引き起こしかねないでしょう。
55はこの記事を見て悪い利用方法しか思い浮かびませんでしたが無理やり「何か素晴らしい利用法はないのか?」考えてみました。
思いついたのはホーキング博士のボイスコーダーの音ですがこの技術があればホーキンス博士がキーボードで打つ声は博士が病気を発症する前の若々しい新進気鋭の学者の声を再現できたでしょう。
声を失った人にとってはこのAI技術は素晴らしものでしょうが悪用する人にとってもまた素晴らしい技術であることを忘れてはいけないでしょう。
個人的に55はこの開発は取りやめるべきだと考えますが皆さんはいかがですか?
あなたの声で話すAI。素晴らしいがぞっとするようなことが行われています。 https://t.co/CBGuMInmzC pic.twitter.com/jZEjgznYl5
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) May 2, 2019