「おっさん!黙れよ!」
オーストラリアの若手女性議員が年配議員達のヤジに対して「オーケー!ブーマー」と一喝したことが話題に上っています。
「OK! Boomers! 」英語ではこう表記しますが「もう分かったから!ベビーブーマーさん!」とでも言う揶揄です。
若手の議員が環境問題について演説しているときにやじったじいさんたちに向かって言った言葉です。
ジェネレーションギャップはいつの世の中にもあります。
いわゆる「最近の若い奴らはダメだ!」というやつです。
ベビーブーム世代の元若者も世界中で年寄りとの戦いを繰り広げてきました。
アメリカではベトナム戦争に反対して反戦運動やヒッピームーブメントといった保守的な流れに反抗する運動を繰り広げてきました。
そんなベビーブーマーたちもすでに70歳を超えて保守勢力となりました。
特に環境問題に対する若い人たち、スウェーデンの環境活動家グレダトゥーベリーさんが代表ですが年寄りたちの行動の鈍さに苛立ちを隠せないようです。
そうした苛立ちが今回の発言「オーケーブーマー」と言うシンプルな言葉に込められた皮肉です。
日本では「黙れよ!団塊ども」と言う事でしょう。
日本の国会は外国諸国に比較するとまさに高齢者が占拠した状態ですので若い人たちの声が政策に反映することがありません。
「おっさん!黙れよ!」という叫びが今後世界中で叫ばれるかもしれませんね、、、