「格差の解消」は人類が直面している重大な問題。
55はベーシックインカム推進派です。
最近は素晴らしい記事も多くなってきました。
資本主義は行きつくところまで行きついて過去に効果が出た対策では景気を上げる事が出来ずにいる。
とりわけ日本の政府が日銀の輪転機を回して回して日本円を摺りまくっているが2%のインフレさえも起こせないでいる。
明らかに過去の資本主義とは違う何かが求められている。
ビックイシューオンラインでは格差の問題についてもよく取り上げられている。(青文字は記事からの引用)
ノーベル経済学賞の歴代受賞者らは、3年に一度、ドイツのリンダウ島に招かれる。美しく静かな環境の中で若手研究者らと経済学について議論を交わす「リンダウ・ノーベル受賞者会議」が開催される。
2014年度の受賞者ジャン・ティロール教授は、経済格差それ自体が「市場の失敗」を現していると述べた。
2010年、労働市場に関する研究でノーベル経済学賞を受賞したピーター・ダイアモンド教授とクリストファー・ピサリデス教授は、経済事情に関わらずすべての国民に最低限の所得を支給する「ユニバーサル・ベーシックインカム」制度の賛成派だ。 ロボットやAIの急速な普及は大勢の単純労働者に脅威となり、政府の介入なくしては格差はさらに広がる。そのため、労働市場の混乱を招かないよう最低賃金より低めに設定するという前提で「ユニバーサル・ベーシックインカム」制度を支持する、とピサリデス教授は説明した。
資本家の中でもトップの0.01%という超富裕層のニックハノーアは格差が狭まる可能性はもはやないことをTEDで述べている。
このまま格差が広がれば超富裕層はフランス革命で起きたように民衆によって皆殺しにあうであろうと予言している。
私たちは資本主義の未知の領域を暮らしているという事です。
そうしたこれまでの常識的な経済運営が効果を表さない現在求められているのは今までとは全く発想の違うベーシックインカムです。
生まれたての子供から大人まで一律10万円程度の生きる為の最低限のお金を配るベーシックインカムこそ起死回生の一打となるのです。
世界中でベーシックインカムの実験が行われています。
日本ももっと議論して早急に始めるべきです。
日本こそベーシックインカムが切実に求められていると思います。
TEDのビデオ「貧困の原因は人格の欠如ですか?」もこの問題に切り込んでいます。
貧困の原因は単に現金がないことが原因だと述べています。
生きてゆくのに必要な最低限のお金を全員に支給するベーシックインカムがその解決策だときずかせてくれる講演ですので是非ご覧ください。