チェスのグランドマスターがカンニング??
グランドマスターは、国際チェス連盟 (FIDE) により付与されるチェスのタイトル(称号)で、「世界チャンピオン」を別にすれば、チェス選手の最高位のタイトルである。グランドマスターのタイトルを持っているのは全チェスプレーヤーのわずか0.02%程度である。
そんな高位のチェスプレーヤーがスマホを使って大戦中にトイレでカンニングをしたという悲しいニュースが流れてきました。
日本でも将棋界で同じような問題が発生して大問題になりましたが今回は証拠がはっきりと写真で撮影されてしまいました。
問題の棋士は Rausis氏(58歳)で通常は年齢とともにランクが落ちてゆくのに逆行して成績を上げていたために以前から業界ではカンニングをマークされてたようです。
うち手を分析するソフトもあるようで過去の打ち手からもカンニングを強く疑われていたようです。
今回の決定的なカンニングの証拠写真も本来であれば決して許される事のないトイレでの盗撮で完全に犯行を狙い打ちにされたようです。
本人も事実を認めて謝罪して事実上の引退宣言をしているので一枚の証拠写真が彼の棋士人生のすべてを破壊してしまったようです。
既にコンピュータにはチェスでは勝てないのが実情で人間としてどう戦うかが勝負の分かれ目と言えるのかもしれません。