米国中間選挙 うんちく
米国 上院 Senete と 下院 House of representatives の違い
上院は各州から二名ずつ選出されるので50州x2=100名で任期は6年
下院は人口に応じて割り振られた小選挙区から選ばれる総勢435名で任期は2年
下院は丸ごと2年ごとに選挙で改選なので非常に忙しい。
当選して1年もすれば残り半分は次の選挙対応で忙殺されてろくに仕事している時間も無いという批判も強い。
上院は任期6年で下院の選挙に合わせて2年ごとに3分の一ずつが改選される仕組み。
ステータスとしては上院が上で大統領候補も上院から出ている。
下院は文字通り国民の代表で権限も強いが先ほども書いたように人気が2年なんで入れ替わりが忙しい。
今回の中間選挙で民主党が下院の過半数を握った事で上院は共和党多数、下院は民主党多数という結果でねじれ現象が発生して政権運営に大きな支障となる。
下院が大統領弾劾の権限を持っているのでトランプ大統領への風当たりも増すことが予想される。
中間選挙は投票率が低いのだが今回は50年間で最も高くなったと予想されている。
トランプ大統領の任期4年の半分に当たり2年目の成績表という意味合いの中間選挙だったが下院の過半数を民主党に握られた事は今後の政権運営に影を落とす事に成りそうだ。
まあざっとこの程度を知っていればお客様との会話に不足はないよね、、、笑い
こんなツイートも、、、
もうひとつ日本とアメリカがすごい違うのは、アメリカでは若者が革新(社会主義系)を支持してるのにたいして、日本では若い方が保守で、革新はおじさんばっかりってコト。この点は完全に逆。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2018年11月8日
米中間選挙 若者の投票率の大幅上昇で下院の民主躍進か | NHK https://t.co/GqNUf0YPXi
日本の高齢者が革新 左翼系である理由は学生運動の影響です。
学生運動が衰退し活動家達が就職をしようとしたのですがほとんどの企業が門を閉じていたのですが出版や新聞社などだけが受け皿になった事によってマスメディアが左傾化した影響をまともに受けたのがこの高齢者世代です。
アメリカの若い世代が社会主義に傾倒しているのは格差が行きつくところまで行きついたアメリカの閉塞感を打ち破ろうという流れでしょう。
これに対して日本の若者の一部は保守的な傾向を強めていて反日的な言動に強く反発するなど従来の新聞報道などに疑問を抱いているのが現状です。