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最低賃金15ドルからさらに二割上昇??

マクドナルド従業員から始まったFight for 15 (時給を15ドルに!)運動後に最低賃金が15ドルになったニューヨークでは今何が起こっているのかを伝える記事が入って来ました。

 

最低賃金を15ドルに!という運動が大きなうねりとなって実際に最低賃金が時給15ドルになったニューヨークのレストランがそれでは立ちいかなくなるという意見とは逆にうまくいっている背景はどのようなものなのでしょうか?

 

ニューヨーク市のレストラン従業員は最低賃金である15ドルの引き上げの後、さらに20%の賃上げを受けました。また、新たな報告書によると、この引き上げは同市のレストラン業界を壊滅させるだろうという警告にもかかわらず、ビジネスは活況を呈しています。

ニューヨーク市が2013年の最低賃金を7.25ドルから今年は15ドルに引き上げた後レストラン業界の雇用の伸びと拡大は米国の他の地域を上回ったことが、新たな調査で明らかになりました。

研究者らによる研究では、ニューヨーク市最低賃金を15ドルに引き上げても雇用への悪影響はないことがわかった。

ニューヨーク市のレストラン労働者の賃金は20%から28%上昇し、これは「1960年以降の低賃金労働者の大規模なグループでは」最大の上昇である。


同市のレストランの増加は、全体的に好調な経済の結果である可能性が高いが、この報告書の調査結果は、以前考えられていたように、従業員への給料が増えてもすぐに失業やその他のビジネス上のマイナスの結果にはならないことを示唆しているかもしれない。

財界の指導者や経済学者、評論家たちは以前から、従業員の賃金を上げることが悪いビジネスにつながるのではないかと懸念してきたウォーレン・バフェットは、時給15ドルは雇用を減らすだろうと言予想した

 

エコノミストらは、連邦政府最低賃金引き上げで100万人の雇用が減るだろうと述べたが実際には賃上げ後も忙しくて仕事を続けるのに苦労していると述べた。

以下は私見

 

ニューヨークでは最低賃金が15ドルに引き上げられた後もレストラン業界は非常に好調を保っているが全米の各地の最低賃金の格差は広がって居る事も忘れてはいけないだろう。

 

 

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