北極の雪にもプラスチックが混じってる?? BBC
先日コロラドで観測された雨の中にプラスチックの微量子が混じっていると言う記事をあげました。
このことにかなり驚いたのですがさらに衝撃的なニュースがBBCから飛び込んできました。
北極で降る雪の中にもプラスチックの粒子が混じっている、そして人々がそれを吸い込む危険があると言う衝撃のニュースです。
雨の中にマイクロプラスチックが混じっていると言う記事を読んだときに雪はどうなの?と感じていた55ですが悪い予感が的中しました。
スノーボードが大好きな55ですが雪に混じって微粒子のプラスチックが降ってくると考えただけで恐ろしい世界です。
日本語字幕付きで短いビデオですので是非ご覧ください。
海に投棄されるプラスチックの問題と言うとペットボトルやプラスティック製のストローやコンビニなどのゴミ袋が頭に浮かびますが、雨や雪の中に混じるマイクロプラスチックと言う目に見えないような微粒子のプラスチックが今問題になっているんですね。
マイクロプラスティックは化粧品や歯磨き粉などに研磨剤として含まれる非常に細かなプラスチックの粒子です。
こうした最初から細かな粒子のプラスチックを第一次マイクロプラスチックと言うらしいです。
それに対して海洋投棄されたペットボトルやビニール袋などが劣化して分解して細くなったものが第二次マイクロプラスチックと分類されています。
詳しくはこちらのサイト↓
毎朝ほとんどすべての人が歯磨きをしてマイクロプラスチックを下水に流し込んでいると言う現実はなかなかイメージしにくいですね。
マイクロプラスティックは下水処理施設で取り除くことができないために河川に流れ込みやがて海に流れ込みます。
下水処理施設をすり抜けて海に流れ込み海流に乗って海を汚染し雨にまじり雪に混じって私たちに降り注いでいると言う現実を受け止めなければいけないのかもしれません。
プラスティックのストローを廃止したからといってどうなるんだと言う気もしましたが北極に降り注ぐ雪の中にまで非常に細かいプラスチックの粒子が混じっていると言う現実を知るとプラスチック製品の使用を減らしていく方向に舵を切らざるを得ないと感じます。
水道水や食塩やビールなどにもマイクロチップが入っていたという情報も有りますので非常に深刻な問題です。
身近な歯みがき粉の中にさえ非常に細かなプラスチックが研磨剤として入って居ることを認識することでプラスチックの海洋汚染問題が身近で大きな問題であると感じる助けになるのではないでしょうか?
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