お茶の時間に来たトラ 作者死す!BBC
『The Tiger Who came Tea』の作者 ジュディス・カーさんが95歳で亡くなりました。
邦題は『おちゃのじかんにきたとら』です。
超短く内容を説明すると、、、
ある日突然お腹ペコペコのトラがお茶の時間に家にやって来て礼儀正しく家中の食べ物を片っ端から食べて礼儀正しくお礼を述べて帰っていくというストーリーです。
作者のジュディス・カーさんはユダヤ人の父親を持つドイツ人で幼少期にナチスの迫害から逃れてイギリスに暮らした絵本作家さんです。
この絵本に登場する ある日突然家に現れて家中のものをすべて食べてしまうトラはナチスドイツを暗喩しているのではないかと推測する人もいます。
しかし、世界中でこの本を愛する子供たちは奇想天外なトラの出現に大喜びして何度も何度も母親に読み聞かせをせがんだことでしょう。
You will be missed #JudithKerr pic.twitter.com/BpqnOCONm6
— Joy Tibbs (@joyous25) May 23, 2019
トラは家を後にするときに "Thank you for my nice tea.I'd better go now" 「素敵なティータイムをありがとう、僕はもう行くね!」と言ってソフィーに手を振って玄関を出ます。
英語版では何気ないシンプルなフレーズが出てきますので英語の教材としても素晴らしいのではないでしょうか?
ジュディスさんのご冥福を心よりお祈りいたします、、、