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アラスカ水温上昇でサケが大量死?? CNN

これまたちょっとにわかには信じられないニュースがCNNから入ってきました。

 

Alaska has been in the throes of an unprecedented heat wave this summer, and the heat stress is killing salmon in large numbers

 

今年の夏はアラスカでも信じられないほどの熱波にやられて大量のサケが死んでいるようです。

 

科学者たちが調査したところ850匹の産卵していない卵を抱えたままのサケの死骸を発見したようです。

 

この死骸の数から推測すると実際には4倍から10倍以上のもの鮭が水温の上昇によって死亡したと推定されるようです。

 

死亡した鮭には寄生虫や病気感染はなかったようです。

 

長い経験のある博士も「こんなにひどい状況は聞いたことがない」と話している。

 

アンカレッジの南のクック湾周辺では2002年以降に水温が24度5分を超える事は無かったが 2019年7月7日には27度を超える水温が観測されている。

 

アラスカで27度ってこれは想像を超えています。

 

水温が上昇すると鮭は酸素を取り込むことができなくなって死んでしまうそうです。

 

長い長い旅を終えて故郷の川に戻ってきてみたら生まれ故郷の川の水温が高くてお腹に卵をたくさん抱えたまま死んでしまうと言うのは非常に悲しい!

 

鮭にとってのもう一つの敵は漁による乱獲です。

 

乱獲で鮭が減ることによって鮭を餌としているシャチも減少しているということです。

 

しかし鮭の生命力は非常に強くこれまでもアラスカの人々の生活を1000年以上にわたって支えてきたと言う事実があります。

 

鮭は温暖化による水温上昇に果たして過去に起きたさまざまな変化を乗り越えたように今回も適応できるのでしょうか?

 

アラスカの鮭が大量に死んでいると言うことで日本にやってくる鮭も心配になりますね。

 

edition.cnn.com