牛肉の消費を半分にしないと人類は生き残れない??
新たな報告によると、今後30年間、世界がすべての人に食料を供給し続けるためには、米国では牛肉の消費量を約40%、ヨーロッパでは22%削減する必要があるという。
Americans will need to cut their beef consumption by about 40% and Europeans by 22% for the world to continue to feed everyone in the next 30 years, according to a new report. https://t.co/4zmuriY52N
— CNN (@CNN) August 3, 2019
牛肉というのは大量の飼料を食うのでこのままアメリカ人がハンバーガーを食べ続ける事は出来ないというニュースです。
記事の中でちょっと驚いたのは次の部分です。
In the United States, beef only accounts for about 3% of the calories in the average US diet, but it uses 43% of US land used for agriculture, according to the report.
米国では牛肉は米国の平均的な食事のカロリーの約3%しか占めていませんが、農業に使われる米国の土地の43%を使っている。
俄かには信じられない数字ですよね。
アメリカ人はいったい何であんなに太っているのか?
それは牛肉ではなくてたぶん砂糖なんですね。
牛肉生産の為の広大な農地を穀物生産に切り替えてゆくしか人類が腹を満たすことは出来ないという事のようです。
個人的にはもう少し悲観的で今年の7月のヨーロッパの熱波などを見ていると過去の農業生産を今後も維持できるかは判らないんじゃないでしょうか?
ある年にいきなり世界中で大飢饉なんていうことを考えると恐ろしいです。