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ヒットラーの水彩画に真贋疑惑?? オークション不成立!

 
アドルフ・ヒトラー作とされる水彩画5点がオークションにかけられました。
 
オークション会場はニュルンベルグで奇しくもナチスの裁判が行われた場所です。
 
 
本日の英単語 forgery=偽造 贋作 偽物
 
 山と湖を描いた水彩画は51000ドルからオークションが始まるという。
 
ドイツではナチスのカギ十字や記章などを公に晒すことは法律で禁じられている為にこのオークションには政治家や市民から多くの非難が寄せられている。
 
作品の真贋にも論争が起きていているがドイツにとってタブーとされる物を欲しがるコレクターが居るのも事実のようだ。
 
オークションによってさまざまに論争が起き過去の「ナチスについて再評価される事も必要だ」とさえ語る専門家もいる。
 
ヒットラーは画家に成りたかったが二回 Academy of Fine Arts Vienna. に不合格となっている。
 
ヒットラーは絵や絵葉書のような作品を売って生活していた事もあるが専門家からは「野心的な素人の域を出ない!」とバッサリと切り捨てられている。
 
今回の5点の真贋論争はこれからも続くだろうがヒットラーの亡霊はこれから幾世代にわたってドイツをさまよう事でしょう。
 
ヒットラーの水彩画と言われて過去最高の値段がオークションで付いた作品の価格は2014年の147000ドルだということです。
 
真贋はともかく死後にヒットラーは本来の夢であった画家に成れたという事も出来ます。
 
もしもヒットラー芸術大学に合格して売れないながらも幸せな画家になっていたら現在の世界は全く違う世界になっていた事でしょうね。
 
追伸 やはり真贋論争が巻き起こる中でオークションは不成立だったようです。