ゲストハウス 55  泣き笑い

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地域通貨が復活する?? さるぼぼコインは行けるのか??

 

一時期地域通貨が日本でも大きな話題になりました。

 

注目されたきっかけはNHK の番組だったように記憶しています。↓

 

 

お金が利子を生みその利子がさらにお金を産む事に疑問を投げかけたのがミヒャエルエンデです。

 

世界で様々な地域通貨が生まれ日本でも多くの地域通貨が一時流通していました。

 

詳しくはわかりませんが未だに細々と流通しているのではないでしょうか?

 

日経新聞の記事で本当に久しぶりに地域通貨という言葉を目にしてなにやら復活の兆しが見えるというのですが本当でしょうか?

 

 

www.nikkei.com

 

飛騨地方で地域通貨とアリペイを融合させて地元の商店などで決済ができる仕組みを作ったというのでこれは本気モードです。

 

 

飛騨信用組合GJ !!です。↓

 

www.paymentnavi.com

 

地域通貨の名前は さるぼぼコイン だそうでiPhone で探したらアプリがすぐに見つかりました。

 

 

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 「今ならダウンロードするだけで さるぼぼコイン0万円分もらえます!総額100億キャンペーン!」

 

、、、っというのは冗談です。(すみません)

 

アリペイとQRコードを同一にするというのはすなわち さるぼぼコイン=現金 というのに近いという事ですので今までの地域通貨とは本質的に別の次元に到達しています。

 

「これを財務省が良く許したなぁ~」というのが55の感想です。

 

地域通貨というのは規模は小さいですが札を刷っているのと基本的には一緒なので通貨発行権の壁がそびえているんですよね。

 

小さな町とかがほのぼのとやり取りしているのはさほど問題では無いですが大々的にやると財務省が黙っては居ないはずなんですよね。

 

たとえ話で大げさな話をすると中国人の大富豪が飛騨の不動産を買うのに10億円をアリペイから さるぼぼコイン に両替したと考えるとやっぱりこれは通貨を発行したのと同じと考えられるので財務省が黙っては居ないと思います。

 

 

、、、と55は考えたのですが実際には さるぼぼコインチャージするには飛騨信用金庫の口座が必要な上に一つのアプリが保持できる さるぼぼコイン の総額は10万円までという規制があるので上記のような中国人大富豪がさるぼぼコインを10億円両替するという事は出来ない仕組みになっていました。

 

さるぼぼコインは手に入れるのに現金が必要という点からも地域通貨というよりも飛騨地方で通用するSUICA に近いような印象です。

 

従来の地域通貨ですとAさんが植木の手入れをBさんに1万円で頼んで地域通貨で支払うと通帳上ではAさんがー10000でBさんが+10000という具合に個人間で地域通貨が発行されて交換されるという具合ですが、さるぼぼコインではAさんが1万円をさるぼぼコインに通帳を介して現金で購入してBさんにそれを支払うというのでほぼほぼ現金でのやり取りと同じという事になります。

 

さるぼぼコインではマイナスという人は出てこないのですね。

 

まあそうでないと財務省が黙ってないですからね。

 

問題提起をもう一つしたいと思います。

 

最近地域振興券という地域限定で流通する金券がありますよね。

 

1万円を地域振興券にすると11000円分のお買い物ができるというやつです。

 

このおまけの1000円の部分は行政が地域振興という名目で税金でカバーしているのですがこれをもしも  さるぼぼコイン でやるとかなり面白い事になります。

 

10億円で11億円分のさるぼぼコインを発行するとして1億は税金が投入されるのですがさるぼぼコインアプリの中を人から人へとぐるぐると回転すると貨幣と同じように経済効果が期待できそうです。

 

「お金を回せ!」って大阪人とかよく言いますよね。

 

地域振興券はしばらくすると商店主の元に全部集まって行政が回収して現金に交換して終わるので回転しないのですがさるぼぼコインが人から人へぐるぐる巡り歩くと実際には円を印刷したのと同じ事になると思います。

 

ぐるぐる回れば、、、です!!

 

しかし、実際の所はさるぼぼコイン商店など一定の所に集まる事が予想されるので商店は日本円に交換しなければ仕入れが起こせないという事になってそこて通貨の循環が切れてしまうという事になるでしょう。

 

商店主が人件費や光熱費や家賃などに さるぼぼコイン を使えるというなら未来がひらけそうですが問題はそこです、、、

 

そこで思い出されるのが地域通貨で大成功を収めたイサカというアメリカの小さな町の地域通貨イサカアワーです。

 

NHKで放送されたころは地元の住民がこぞってイサカアワーを使い循環が生まれ新しい通貨の未来が見えたのですが久しぶりに元祖地域通貨のイサカアワーをググってみたら衝撃の記事が出てきました。

 

イサカアワーはほぼ消滅してしまったようです、、、涙

 

greenz.jp

 

このブログ主がイサカまで出かけて見たのは「やっぱり何といってもドルだよドル!!」という世界でイサカアワーを使える店が限られてしまってますますイサカアワーが使える商店などに地域通貨が集まってしまうというのが現実だったそうです。

 

55もイサカアワーには新しい貨幣の未来を感じた時期が有ったのでイサカアワーの夢が消えてしまった事にショックをうけました。

 

さるぼぼコインが単なるデジタル通貨に終わるか地域経済の中を血液のように巡り巡って新しい地域通貨経済圏を築けるかはたぶんアリペイ軍団にかかっているように思います。

 

飛騨に行く機会が有ればさるぼぼコインATMで換金してお土産とか買いたいと思いました。

 

頑張れさるぼぼ!!!

 

ところで さるぼぼ ってどういう意味なの?? 笑い