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中国のインターネット規制がますます拡大。

Person in Gray Hoodie Holding Beer

 

新疆に住む英語教師のジェシーさん(偽名)はウルムチで起きた暴動で友人の安否確認をメールで行ったのだが翌日にはすべてのインターネット回線を遮断されてしまったという。(CNN)

 

edition.cnn.com

 

非常に恐ろしい世界です。

 

これは新疆ウイグル地区の特異な問題なのか中国全土すべての人が直面している事態なのかは記事からは読み取る事が出来ないですがおそらく何らかの形で中国全土の人々のインターネットは監視の網にかかっていると考える方が自然でしょう。

 

その監視の網を 天網 というそうです。

 

天網について書いた記事はこちら↓

 

guesthouse55.hatenablog.com

 

こうしたインターネット規制がネットを通じてビジネスをする人々を1000キロ彼方の規制地域外まで顧客と連絡を取るために車で走らざるおえないという信じられないような日常を引き起こしている。

 

こうした動きは2009年のグレートファイアーウオール構築から加速し始め現在はさらに状況が悪化しているという。

 

厳密に言えば天安門事件から様々な規制が始まって大虐殺後30年間で様々な検閲が厳しさをまして今日に至っている。

 

中国に通信の自由があると考えるのは大きな間違いで今後もその検閲や規制はさらに厳しさを増すだろう。

 

中国に関して全ての人間を管理下に置くという政策が着実に進んでいます。

 

これが昨日今日の事ではなく天安門事件以降三十年間休む事なく行われてきて完成形に近いところまで来たという事です。

 

55が今日書いたような文章を中国でアプロードすれば無事には出国出来ないんですよね、、、

 

この記事で数回天安門という言葉をつかいましたからこのサイトも軽い監視下に入った可能性さえ疑うべきでしょう。

 

インターネット監視ではアメリカも例外ではなくスノーデンの内部告発を知った私たちはさまざまな監視を受けていると認識するべきでしよう。

 

 こうした中国の検閲にグーグル社が屈したのに対して社員が真っ向から反旗を翻しているという記事はこちら↓

 

 

guesthouse55.hatenablog.com

 

 

日本でもこうした通信の自由を侵される事が起こらないように常に注意をしてゆく必要がありますね。