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Airbnb 宿泊価格崩壊!一泊840円??

Airbnbは宿泊代金を自分で設定する方法とスマートプライシングといってエアビー社にお任せする方法が有る。

 

スマートプライシングは周辺のエアビー物件の稼働率や予約状況を一定のアルゴリズムで解析して宿泊代金を自動的に算出して販売するというものです。

 

「このくらいに設定すると予約が入りますよ!」っとAI勝手に値段を決めてくれますので便利といえば便利なんですがこれが曲者なんですよね。

 

ちなみに次の写真は55の物件で4人部屋(専用家族風呂付)をスマートプライシングで販売すると出て来る宿泊代金。

 

なんと4人で3362円

 

「ふぁ??」

 

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お一人様840円、、、

 

これはいくらなんでも安すぎです。

 

慌ててスマートプライシングを外しましたけど値段を下げないと入らないというジレンマです。

 

民泊新法が動く前に東京でお一人様1100円近辺で民泊相場が動いていましたけど現在も6人1泊で7000円というような感じで新法後も大差はないようです。

 

客層が違うとはいえ通常の宿泊業もこうした民泊価格には影響を受けますので民泊の勢いが新法の規制でそがれているとはいえ今後ゆっくりと民泊物件が2倍~5倍と拡大すれば大きな価格変動が起こる事は必然でしょう。

 

民泊物件も立地などの条件が決定的な要素となりますのでどこまでが商売として成り立つのかは不透明ですね。

 

「そこに絶対に泊まりたい!」っというはっきりとした理由が無い限りは果てしない価格競争へと巻き込まれて利を得るのは難しい状況になりつつあります。

 

55はこうした競争を見ていると思い出すのは【ほかほか弁当ブーム】です。

 

最盛期には現在のコンビニ以上のほかほか弁当屋さんが全国に誕生しましたがやがて大手のチェーンに収束してブームは去りました。

 

一定のパイを分ける以上店舗数は決まって来るんですよね。

 

その結果のり弁当の価格は30年前と大差ない現在も300円。笑い

 

 

もちろんデフレの影響があるのは判っていますがこれほど長期間価格が上がらない業界には未来は見えません。

 

果たして20年後にのり弁は500円を超える事が出来るんでしょうか??

 

たぶん無理でしょう!

 

残念です!

 

宿泊代金がこうならない事を切に願う55です、、、笑い