ゲストハウス 55  泣き笑い

ゲストハウスを経営してる55(GoGo)のブログ 宿屋の日常と世界の話題

宿を突然始めた日々。その2

人生のどん底でキャンピングカーに暮らしているような55に不動産屋さんが売りに出されたばかりの民宿を買わないかと言ってくれた理由は不明ですがこれは「何としても手に入れないとならない」と自分に言い聞かせたのを今でも思い出します。

しかし、手持ちの資金はほとんどなく日々の暮らしにも困るような55でしたので頼みは不動産屋さんが持ってきてくれる銀行融資だけが頼みの綱でした。

資産らしい資産も無い55ですので普通ならば銀行は融資するはずもないのですが、不動産屋さんの紹介で売り主と直接話をしてその時も稼働中の民宿の過去の売り上げや利益関連の数字を過去にさかのぼって5年分ほど借りだしました。

その数字を元に事業計画書を作成して銀行との交渉となりました。

担保は55が買う予定の民宿の土地と建物、その頃も稼働していた民宿の予定される売り上げという文字通りの他力本願です。

一件目の銀行には軽く断られましたが不動産屋さんの信用力なのか2件目の銀行で融資がまとまり行政の新規企業開発目的の低利子融資が降りる方向に話が進み返済額も毎月10万円ほどのローン審査が無事通貨したという訳です。

不動産屋さんが話してくれてからひと月も経過しない短期間に55が居抜きでしかもその時点で稼働中の民宿を切り回す事になった奇跡のようなお話です。

売り主さんも超短期間で売り先が見つかって非常に喜んでくれてお金のやり取りはしていないが55さんならすぐにでも引き継いで宿を経営してもらっても構わないとまで言っていただき12月5日の夕方に売り主さんが個人的な荷物をトラックで運び出して引っ越しをし、そのあと数分後には55が乗り込んで行くという事に決まりました。

実際には55はこの時にまだ先方には1円も払っていないのですがその日から宿屋の主となった訳です。

久しぶりにキャンピングカーから民宿の狭い事務所ですけど布団に寝られて最高の幸福感に55は包まれて一人泣きました、、、 

これが東北大震災の約三か月前です。

 

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